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2010-02

つんくっぽさ(旅先メモ)

旅先でのメモ

●旅先ヘビーローテ・ミュージック

Mandre/SOLAR FIGHT
ANDROMEDA MEGA EXPRESS ORCHESTRA/TKAE OFF!
Caetano Veloso/SINGLES
松浦亜弥/想いあふれて
Buono!/Cafe Buono!
Buono!/Buono!2

この他にはビートルズやバッドフィンガーなど。松浦は前の日記に書いた曲をヘビーローテ。Buono!は、歌い出しが「ジェラス・ガイ」な「星の羊たち」がいいかな。これ、橋本淳、筒美京平コンビなのね。後は「ロックの神様」、「OVER THE RAINBOW」、「Goal」(ストリングスがイイネ!)の三曲をヘビーローテしていた。ミディアム・テンポのロック・バラードっぽいのが気分。

そこで考えたこと。

現在の松浦もBuono!もつんくっぽさがなくて良い。やりたいことがハッキリしている。
もちろんプロデュースがつんくではないからなのだが、その意味するところを考えてみた。

つんくが神曲を連発していたのは、試行錯誤していた作家としての黎明期。それは手探りでつんくなりに好みのポップスをコピーして作品を仕上げていた時期だ。外部に参照点を設けることで、つんくのコテコテ・ベタベタのキャッチーさが中和されていたように感じる。
その後、流行作家としての制作システム(と評価)が確定してからは、残念ながら品質はガタ落ちしてしまった。つんく的なるもの(表現性とシステムの両面)の誕生とともに音楽性は閉じて、何とも形容し難いつんくのベタさ(シャ乱Q時代のつんくのメイクを想起せよ)が煮詰まった作品が連発されるようになった。

つんくができなかったことはふたつある。
1 音楽性の面では不安なまま、外部に参照点をおいて作品を制作し続ける。
2 職人技に徹する。同じことを延々とやり続ける(中途半端なチャレンジを放棄する)。

優れた表現というのは、原理的に常に緊張やストレス、闘争の上にしか結実しないということだろうか。もしくは職人芸に徹しない事の凡庸さか。

いずれにせよ、記名的作家性の誕生とともに表現が閉じるというのは興味深い現象だと思う。
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プロフィール

vivahiko

Author:vivahiko
横浜市出身。法政大学文学部哲学科卒業。既婚。一男一女に恵まれる。かつて人文科学系/サブカル系書籍編集者にして、モーヲタ(モーニング娘。ヲタク)でした。ここでは主にハロプロを中心とするアイドル音楽批評を書き連ねてみたいかと。
twitter:http://twitter.com/vivahiko

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