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2009-11

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Smells like......

深夜、軽く身体を動かす。

いつものように河に面した近所の公園。トレーナーを脱いでTシャツになり、真っ黒な河面を眺める。数瞬でどんよりとした闇が口を空けて飛び出し、河口の虚無に身体を包まれる。視覚が半分失われた状態で、ストレッチング、自重筋トレ、縄跳び。トータル30分程。このメニューではもう汗も出ない。秋ではなく冬か。汗をかきたい。運動の強度をあげるか、厚着にするか。

深夜の匂いというのは確かにあると思うのだけど、昨夜は何故かそれを感じる事がなかった。普段なら、芝生や樹木、土、河なんかの、「生」の匂い――こんな形容しかできない――を感じ、愉しみながら、息を弾ませる。でも、昨日はそうした匂いが鼻腔を刺激することはついぞなかった。何かが違っていた。何かが希薄だった。どういうことだろう?

深夜の音というものもあるはずだ。遠方から来たり去る路面清掃車の「シュー」という擦過音、断続的に木魂する暴走族のエンジン音とクラクション、常に不意をついて「ごぼ」っと鳴る河面の音等々……。独特の遠近感と時差で迫って来る響きたち。引き算のステレオ・ワイド。こちらはいつも通りだった。こうした音の一粒一粒を愉しみたいので、トレーニングに際しては、基本的に携帯音楽プレイヤーの類を装着しない事にしている。闇が奏でてくれる極上の即興音楽を、人為的な作りもので塗りつぶすことはとても愚かなことだ。

存在の濃密さが希薄になった深夜。風邪じゃないといいけどね。



▲匂い立つような音。


▲啓示的音像空間。


▲粒立ち渦巻く、冬の響き。
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プロフィール

vivahiko

Author:vivahiko
横浜市出身。法政大学文学部哲学科卒業。既婚。一男一女に恵まれる。かつて人文科学系/サブカル系書籍編集者にして、モーヲタ(モーニング娘。ヲタク)でした。ここでは主にハロプロを中心とするアイドル音楽批評を書き連ねてみたいかと。
twitter:http://twitter.com/vivahiko

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