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2009-11

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Destroy All Monsters!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

洗濯と掃除で一日を過ごす。大規模修繕中なので平日は洗濯出来ず(干し物)困り中なのです。土日に一気にやるしかない。

マイク・ケリー展があるというので明日いこうと思っていたら、今日で終わりらしい。うーん、知らなかった!!10年ちょっと前にマイク・ケリーのデロデロなビデオ作品見たことがある。ひたすらゲロゲリデロデロだった。

マイク・ケリーはロック・バンドのDestroy All Monsters出身。MC5やStooges直系のガレージ・パンク。バンド名は『怪獣総進撃』の米版タイトルから。


▲アートはいったガレージ・パンク。


▲こちらも死ぬほどかっこいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


▲こちらも死ぬほどかっこいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


▲「青いスポーツカーの男」でも良かったんですが・・・・・


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Electric Lady Land

フライデーナイトはお願いモーニング! という番組があって。その後太シスの番組もあってね……

取材原稿いつもどおり直しが多く、待機含め丸々三日かかる。最後は寝ずの作業だったので眼が痛い。
「コンセプト→取材→ライティング→ページ構成」という丸受けはなかなかつらいわ。歳も取ったし仕事のスタイルも考えないといけんな……。モニター張り付きすぎで目が乾燥してよく見えない。

メインだったコストパフォーマンスの良いお仕事はこれでおしまい。早く次の仕事入れなきゃ。
上手くいかなかったら繋ぎでお願いしたいところだけど、こちらの都合で辞めたので正直言い出しにくいなぁ。今週はヒアリング&営業ゼロなのでやや焦り気味。

そろそろアイドル系の音楽も言葉にしようかなと思う。
モーニングにハマっていた時のパラノイアックな熱や先端的現場感覚はもうないが、一応大枠はフォローしてきたつもりなので。
俺なんかが貢献できることなどもうないが、一人の在野の好事家の感想として綴ってみようかと思う。




▲無駄な電子音がいいですね。好み。


▲サイケ+無駄電子音+女性ボーカル。


▲これからは、Perfumeライクなクラフトワーク→エレクトロ→フィルター・ディスコ系ばかりでなく、
SABPM(Space Age Bachelor Pad Music )系も研究するといいかも?(誰が?)


▲懐かしいっす。

地球の上に朝が

7時就寝。徹夜で読書。あぁ船戸与一なんか読み始めるんじゃなかった。マジで止まらない。勘弁してくれ。

今を遡る事四半世紀前、始めて船戸の『猛き箱船』を単行本で読んだときは、三日三晩虜になった記憶がある。あまりの面白さに極度の集中状態で読書に臨む事を強要された。読書を中断するのは、体力、集中力が切れたと客観的に判断された際に、1~2時間の軽い仮眠を取るだけ。そして、起床後は五分もしないうちに、他の全てのことを放擲して読書を再開する。まるで登場人物の破壊工作員の任務遂行にあたる態度の如く。それだけの衝撃力があったのだ。食事はサンドイッチだったかカップラーメンだったか、本を片手に、短時間で掻き込む、ゴミも捨てずに。体力さえ回復すれば良い。読書のゲリラ。一気に読了後、泥のように眠る。起きてから軽い食事を取って風呂に入って髭を当たり、歯を磨いて、気分一新。そして、もう一度読み始めた。当時の解説に「要注意、一読二キロ減」とあったな、確か。言いえて妙。

今回は未読の『かくも短き眠り』『虹の谷の五月』『流砂の塔』を一気に。『箱舟』の大上段直球勝負ではないが、変化球あり、打たせて捕るスタイルありの優れた作品集。いずれも作家の進化、老成を窺わせる。『猛き箱舟』初版上製本は捨てていないはずだ。年末年始の任務とするか。

3時頃起床。軽く掃除してから買い物。夕刻安ワイン片手に浅草キッドの未読書、『本業』『博士の異常な健康』を読み始める。あきれたぼういず、タモリ1、2を聞きながら。読みやすい、面白い。日が変わる前に読了。

連休は結局体を動かさなかった……。


▲冗談音楽。EE JUMP「おっとと夏だぜ」「イキナリズム!」、プッチモニ「バイセコー大成功!」」の祖?!


▲「タモリ3」はリリース無理っぽいすね。俺も正式版持ってません。



▲EE JUMPプチ再評価はこれにて終了。

スクール・メイツ

7時30分起床。2時間程作業。時間はあるので回り道をしながら緩慢に。10時半頃終了。昨夜のビールがまだ残っているようで、寝室でしばしまどろんだ後、仮眠。小一時間寝てから熱いシャワーを浴びてレポート確認。

それから取材のため、電車に揺られ埼玉の片田舎に向かう。ライダーズ・ジャケットにTシャツでは寒い。もうインナーも長袖だな、待ち合わせのホームで身を硬くしながら一人ごつ。取材はいつも通り。曇天なので写真は期待できなさそう。この仕事も年内で御役御免とさせていただく。いい経験にはなった。

また少しく電車に揺られ、中学高校を過ごした街へ。中学の同窓会。駅を降りて、分刻みで闇が色濃さを増す四車線の国道沿いをトボトボ歩く。見渡す限り通行人の姿はない。寒い、風邪をひかなければいいが。何度か道を間違えたあと、やっと同窓会の会場を見つける。

案内された部屋に通された途端、四方から「おお、ひさしぶり!」「なにやってるん?」の集中砲火を浴びる。俺は同窓会に顔を出して来なかったし、地元での交流もほとんどないので、気になっていた人間も多かったようだ。

「生きてたよ。死にはしなかったね」。その場繋ぎの適当な言葉で質問攻めを回避しながら、自分の間合いを計る。妙に気恥ずかしい。

しかし、25年以上、一度も名前と顔を一致させる作業をしていないと、なかなか相手の名前が出て来ない。どういう人間だったかは、顔を見た瞬間にハッキリとわかる。頭が良かったやつ、バイクをかっぱらったやつ、○○と付き合ってたやつ、テニスで全国大会準優勝したやつ等――脳細胞から引き出された明確なイメージを基に、名前の一部を探り出す。イメージと名前の照合作業。

一度手掛かりを掴むと次々に芋蔓式に記憶が浮上してくる。「ええと、お前、△△? △△だよな、野球部の?!」「変わんねーな! おんなじ顔してるぜ(笑)。そう言えばお前、XXと仲良かったろ、あいつはどうしている?」と今度はこちらから逆襲。妙に浮かれて、ジョッキ片手に各テーブルを周回し、昔話に花を咲かせる。

みんな元気で頑張っている。男も女も大抵は結婚して子持ち。子供は中高生くらいの年齢が多く、早いやつは子供も独立して、近々孫ができるなんてのもいた。バツ1バツ2なんてのもいたが逞しく生きているようだ。いやでもみんな偉いよ、大したもんだわ。思い出と酒に気持ちよく酔い痴れる。不倫の匂いがそこはかとなく立ち込める二次会、三次会もお付き合いし、事前に手配していた通り、弟夫婦の住んでいる実家に宿泊することに。

旧友が運転する実家までの車中にて、ほろ酔い気分で、
「みんな立派な大人になったなぁ。みんな結婚して子供育ててさ!」と感激しながら話を向けると、
「ああ、顔を出せるやつしか出てこないからな」
「っ・・・・・・」

高揚する気持ちが半ば覚めるのを感じながら、それでも気の利いた返しをしようと試みる。しかし、喉の奥からは言葉にならない沈黙の断片が吐き出されるだけだった。


▲ファンキー!っすね。


▲ドゥービー、イーグルスあたりを聴いていた時にこの曲も好きだった。


▲EE JUMPプチ再評価中。

File Under XXX

7時起床。野菜ジュースとコーヒーで喉を潤しながら作業1時間。そろそろ氷入り野菜ジュースではなく暖かい飲み物の季節だろうか? 手軽、安価……この二つの条件を満たした飲み物はなんだろうか? 少し考えてみよう。昨年は結局コーヒーと白湯に落ち着いてしまったが。

昼から用事で外出。帰り際、久しぶりに書籍やCDを買い込む。ついでに、これまたヒサブリのロング・ウォーク、約1時間。数年前ウォーキングに嵌ったときは1時間程度はなんでもなかったが、足に血が溜まる感覚を覚える。帰宅してから、放置していたステレオをセッティングし直し。連休中にCD、レコードを整理しておこう。アナログも聴く事が出来るようにしておかないと。捨てなくて良かった。旧作に関してはYOUTUBEで十分な気もするけど……

ここ数年ご無沙汰していたのだけれど、音楽を聴いたり、本を読んだり、テキストを書いたりする生活に、再び戻っている。何か脳の異なる部分を使っているようで、心地よい違和感を覚える。実際には、テキストはレポートという形でほぼ毎日書いていたが、無機質な分析だけなので、同じ日本語といってもかなり違う性質のものだ。こうして毎日駄文を連ねるのもトレーニングの一環だ。

深夜、ビールを飲みながら読書。マイケル・ジャクソンの番組もチラ見するが何の感想も浮かんでこない。「良く出来てる、なるほど売れるわ」――当時からこれ以上のものは何もないなぁ。


訃報がまたひとつ。十数年前少しお仕事をお願いした方。若すぎる。僕は彼が学生時代にやっていたバンドのファンで、彼が学者になってからの研究分野も、編集者として追及していた方向だったんだけど、なぜかその後深くお付き合いをすることはなかった。打ち合わせにはいつもサンダルで現れた事を思い出す。ご冥福をお祈りします。


▲日本音楽史上最強のハード・ロック。パンクではなくハード・ロック。


▲快作にして怪作。


▲怪作にして改作?!

Smells like......

深夜、軽く身体を動かす。

いつものように河に面した近所の公園。トレーナーを脱いでTシャツになり、真っ黒な河面を眺める。数瞬でどんよりとした闇が口を空けて飛び出し、河口の虚無に身体を包まれる。視覚が半分失われた状態で、ストレッチング、自重筋トレ、縄跳び。トータル30分程。このメニューではもう汗も出ない。秋ではなく冬か。汗をかきたい。運動の強度をあげるか、厚着にするか。

深夜の匂いというのは確かにあると思うのだけど、昨夜は何故かそれを感じる事がなかった。普段なら、芝生や樹木、土、河なんかの、「生」の匂い――こんな形容しかできない――を感じ、愉しみながら、息を弾ませる。でも、昨日はそうした匂いが鼻腔を刺激することはついぞなかった。何かが違っていた。何かが希薄だった。どういうことだろう?

深夜の音というものもあるはずだ。遠方から来たり去る路面清掃車の「シュー」という擦過音、断続的に木魂する暴走族のエンジン音とクラクション、常に不意をついて「ごぼ」っと鳴る河面の音等々……。独特の遠近感と時差で迫って来る響きたち。引き算のステレオ・ワイド。こちらはいつも通りだった。こうした音の一粒一粒を愉しみたいので、トレーニングに際しては、基本的に携帯音楽プレイヤーの類を装着しない事にしている。闇が奏でてくれる極上の即興音楽を、人為的な作りもので塗りつぶすことはとても愚かなことだ。

存在の濃密さが希薄になった深夜。風邪じゃないといいけどね。



▲匂い立つような音。


▲啓示的音像空間。


▲粒立ち渦巻く、冬の響き。

Melodies

7時起床。月~水三日連続の外飲みで頭がやや重い。野菜ジュースでまどろむ。早朝の作業は小一時間で終了。

しかし、また訳の分からない日記書いてるな、俺……。いったいなぜG-Schmittなのか、わからん……ゴシック趣味だからか? バンドの演奏力も歌唱力も貧弱なのに、表現としては豊穣なものとして成立していることを顕揚したかったのかな? そこがHANGRY&ANGRYと逆であることを指摘したかったとか。んー、んな凡庸な。G-Schmittを聞きたかっただけかな? 意味不明すぎて頭悪いです。

HANGRY&ANGRYは、出てきた文脈をまったく知らなければ、“なんだかすごいもの”として面白がれたんだけど(たとえば90年代における80年代ブラジリアン・ハードコアの発見のように)、舞台裏が丸見えすぎて、ね。

今週は土曜も飲みなので、木金くらいはセーブしないといけない。引きこもり中年にとって、週4日の外飲みは負荷高すぎ。ベランダで軽く身体を動かそうとして外に出ると、作業服の兄ちゃんたちが工事の準備中。「すいませんけど、家にいてください」だって。はいはい、いますよ、いつも(笑)。ああ、大規模修繕か。朝カミさんが、工事がなんちゃら言ってたのはこの事だな。業者さんが帰ったら必ず運動しようっと。


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▼しなやか、伸びやか、密やか、幽かなFemale Voiceをいくつか▼


▲なかなか良い。


▲かなり良い。



▲ふつうに良い。


▲そーとー良い。


最高!!『青いガラス玉』の方がPOPSしてて聴きやすい。←クリック

散々なる意匠

懐疑は恐らくは叡智の始かも知れない、然し、叡智の始まる処に芸術は終るのだ―― アンドレ・ジイド
パ、パチョレック?!――石川梨華




私は、ハロー!が何故にあらゆる意匠を凝して登場しなければならぬかを、少々不審に思ふ。私には常に舞台より楽屋の方が面白い。この様な私にも、やつぱり軍略は必要だとするなら、「搦手から」、これが私には最も人性論的法則に適つた軍略に見える。

そこで此度上梓された「Hangry and Angry」など視聴すると、まず第一に表現への衝動がない実存が作品具体化の過程で意匠を纏い、複製芸術産出の為の一単位となっている事に気付かされる。之を理解できぬ者などおるまい。

重要なのは「表現への衝動がない」といふところであり、之の根拠は作品を外在的に描写する言葉からはどうにも上手く説明できぬ態のもので、見れば解かる、読めば分かる、聞けば判る、としか言ひようがない。単なる事後的な実況しか出来ぬ領域の存在を予め認めることの肝要と寛容を、此処で強調しておきたひ。批評放棄と言われようと、赤は赤であり、赤の赤さが赤として伝わっているだろうと仮定して、言葉を紡がざるを得ぬのは、証明不能、証明不要の公理である。私の赤は他者の赤ではないのか? そこを問うてしまうと、必然的に沈黙に陥ることになるのだ。

此処を問うてしまうと、又別の領域の問題に逢着してしまい、話が進まず、能産性を失ふ事となる。根本的にはさふした捨象によって、商売なり、藝術なり、現実なり、人生なり、「Hangry and Angry」なり、は成り立っている。

其れは別段、出鱈目、当てずっぽうという劣悪な態度ではない。劣悪を指嗾しない如何なる崇高な言葉もなく、崇高を指嗾しない如何なる劣悪な言葉もない。楽屋から舞台へ伸張する「地下茎」の様相をを、ひとつひとつ肯定的に指差し解読する時間は、何度、どのうよふに考へても、人生に於ひて過ごす時の中でも劣悪なそれではないだろう(「地下茎」とひうタームに特別な残響、余韻を感じ取る向きには「織物」でも良い。それもまたひとつの意匠であり、そこに深遠な意味などない)。

「Hangry and Angry」であれば、「オトラント城奇譚」を嚆矢とするゴシック・ロマンス(not ROMANS〔from “セクシー女塾”〕)の恐怖と暗黒の物語系譜から始まり、存在の刹那美を電気の若武者たちが痙攣しながら体現した70年代グラムロック、揉み上げ剃り落とし&肩パッド入りジャケットなスタイルで小林克也の英語を引き立てたHUMAN LEAGUE以降のニウウェイブ風エレポップ、ミレニアム以降の少女趣味に阿ったロリータ性と結合したゴシック、つまり「ゴスロリ」、石川梨華の排便に関する実在性問題等・・・・・・逐一要素に分解し観察すれば、分解したユニツトは無限に増殖する悦楽的能産性を保持してひる。

逆説的な言辞を弄せば、かふした姿勢ははたゞ一つの意匠をあまり信用し過ぎない爲に、寧ろあらゆる意匠を信用しようと努めたに過ぎない。しかし、之の分割的能産性は、手術台の上で解体された要素を相対化して悦に入る修正的歴史主義とは異なり、少し許り積極的な態度を、読者、視聴者、愛好者(をた)に求める態度でもある。かうしたアティテュードを採る限り、継ぎ接ぎだらけの猫面縫い包みと同じように、綻びが目立つ継ぎ接ぎ音像も、容易に許容できるのだ。

こう考えてくると“よしりん*1なる不可解かつ未聞の存在も、おそらく記念写真の肩口で不気味にに笑ふ幽霊のようふな第三者のメンバアを指示しているに相違なく、「Hangry and Angry」の持つ、覗き込むと飲み込まれてしまうよふな深遠を伺わせる記事ではある。ボオドレエルに拠るまでもなく、「最初に笑ふ者が最も笑われるのがハロー!」である事を再び深く胸に銘記し、「つぅんく仕掛けの毒オレンジ」に掛からぬよう、此処で注意を喚起しておく。

「Hangry and Angry」からの挑発を、葡萄酒片手のトルバドゥールのよふな振る舞ひで、多義的で笑ひに満ちた豊穣な時間とするか、正誤表を持ち出して点数を付ける教員の如く杓子定規的に青筋立てて糾弾する時間とするかは、読者(をた)の自由であり、最早批評の及ぶ領域ではない。

 *1 「これがあの“よしりん”!? 吉澤ひとみと石川梨華のハードさにビックリ」http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/genreid=99998/articleid=476929/date=0/page=1



▲この人がよしりんかも?


▲「内側から崩れてゆく 形だけ残して 指の隙間すり抜けてゆく お前の全てが」
あ、ジュネさんに「Hangry and Angry」にお願いできないかな?

引きこもり父さん(エンディング・ロール)

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▼「引きこもり父さん」エンディング・テーマ▼


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■監督:ビバ彦

■主演:ビバ彦

■音楽:MOST

■製作:ビバ彦

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LOVE TERRORIST

学生時代の「偉大な」友人と飲む。

彼はかつて、某H大にて「テロリズム研究会」なる物騒な研究会の主催であり(何故か俺もメンバーだったらしい)、また、極左セクト某中●派のマドンナ幹部を愛のために拉致して逃げた事でも知られる、命知らずで筋金入りの共産趣味者(not主義者)だ。

マドンナ拉致を実行する数時間前に俺は彼に偶然出会い、真顔で「俺、これから●●をさらうぜ、二人で愛の逃避行をするんだよ」とかなんとか計画を告白された。頭でも打ったかと訝しんだが、繰り返し彼の本気を確かめてからは「ああ、この人40%位の確率で殺されちゃうな」と予感し、騒動に巻き込まれないよう極力他人を装わねばと内心決意したものだ。程なくして彼は予定通り拉致を実行し、周囲を巻き込んだくんずほぐれつの大騒ぎ逃避行を演じた。某H大の暴力集団(比喩ではなく言葉の意味そのまんま)シーンは彼の蛮行によって異常な緊張を強いられた。しかし、彼は後日何故か、かすり傷一つない状態でちゃっかり生還し、あまつさえ極左集団覇権闘争の中心に復権すらしてきたのであった。そこには複雑に張り巡らされた戦略・策略があったという。

事情に詳しくない向きにわかり易く説明すれば、一介のチンピラが隣町の組の大親分の若奥さんと出来ちゃって大立ち回りの逃避行をし、しかしなぜか無傷で地元に帰ることができ、さらに大親分の縄張りでヤクザ稼業を堂々と再開・拡大するような偉業と言えばいいだろうか。

そして、現在は外山恒一氏の盟友にして、キャバクラ書籍業界のヒット・メイカーであり、影のミリオン・セラー作家だったりもする。奇跡の拉致・逃避行・復権から20年、相変わらず涼しい顔で意味不明な偉大感を醸し出している男だ。

近々本名で単行本を上梓するというので、版元を訊いたら、俺がかつて仲良くお付き合いさせていただいていた出版社。後輩が勤めてるわ。つくづく狭い世界。その単行本に少しだけ、俺らしき人間も登場するらしい。「大きく、格好良く扱ってくれよ」と言おうと思ったが、まぁ、俺はその本の主題の世界では、単なる通りすがりの通行人だったからなぁ。意外に真面目な研究書のようなのでおねだりは止めておいた。

ちなみに学生時代はジム・モリソンにクリソツだったのが、今や立派な日本の40代。何人も時の流れには逆らえぬようで・・・・・・。

そんなよく考えるとどこが偉大なのか良くわからないが、とりあえず偉大な空気感を振り撒いていていることだけは間違いのない同窓のラブ・テロリストと居酒屋で一杯やりながら、最近の出版業界話をあれこれ。混乱期らしいね、どうも。Webの台頭、大手版元の迷走、事なかれ主義等……でビジネス・モデルは崩壊しつつあり、閉塞感が覆う状況とかなんとか。

ヒアリングというのか、「これから色んな出版業界人に会いに行くつもり」、と言ったら「お前、編集者や業界人の出会いの場みたいなの作れ、そういう企画をやれよ」と焚き付けられる。

「色々付き合いあって顔効くんだから」というような事を言われるが、「『顔効く』つっても昔の話だしなぁ。挨拶もせず消えちゃった上に、今やスペックはそこらのシロート同然……俺、今では現場の人間じゃないから」と渋ると、「しがらみがないからいいんじゃないの? お前が旗振ればいいんだよ」と流暢な返し。そうそう、この悪魔の会話術で人を操作してたんだよね、としみじみ。つうかそんなのやっても俺の稼ぎにならんじゃないの? と思ったが、まぁ面白そうだから、ちと考えてみるか。

どっちにしても、俺は人と実際に会って話するのが大好物な人間なんだし。


▲外山恒一氏の東京都知事選での政見放送。


▲VIDEO STALINでLOVE TERRORISTという曲と作品集もあるが、気分的にこっちかな。
『trash』では「インテリゲンチャ」が好き。


▲「Maximum Rock'n Roll」のコンピに収録後、「ING'O!」のソノシートに収録されてた記憶(曖昧)。
この曲で海の向こうのパンクスの度肝を抜いた。


▲この流れだとやはり。

覚醒、決別、帰還。

7時起床。朝からビールを飲みながら週次レポート用の分析。全くはかどらないが問題なし。今日は日曜だ、時間はある。昼11時過ぎに作業を追え、いったん就寝。3時間ほど寝て2時頃起床。

今度は野菜ジュースを飲む。市販のトマト・ジュースとニンジン・ジュースを等分に混ぜた上で、最後に水と氷で30%程薄めたものを作る。そのままでは味付けが濃すぎるのである。本来は市販のジュースではなく、酵素を破壊しない低速ジューサーで作ったニンジン・ジュースを飲みたいところだが、たった一杯の作成のためにかかる手間が、まず大量のニンジンの箱買いからはじまり、ジュースの作成時間待ち、さらに毎回のジューサー掃除が必要、と面倒なので最近はやっていない。ゲルソン療法の厳格な作成法に従うと、朝のたった一杯のために3-4本のニンジンが必要であり、成分が変化してしまうので作り置きは禁止。これでは、健康にいいんじゃないの? 程度のモチベーションでは続かない。

野菜ジュースによってすっきりした頭でレポ確認、送付。その後、調べ物などしてから本を持って、行きつけの床屋へ散髪に出発。

靴を掃いてドアを開けると、玄関脇にコンビニ袋に入ったゴミが置いてある。「ああ、カミさんが出しておいたんだな、一階のゴミ収集場に捨てよう」と拾い上げてドアの鍵を閉め、右手に本、左手にゴミ入りコンビニ袋で歩き出す。やっぱり、野菜ジュースはまたジューサーで作るかな? などと内心考えつつマンションのエントランスを抜けて外に出ると、久しぶりの晴れ。

覚醒を促す澄んだ冬の空気が肌に突き刺さると同時に、温和な木漏れ日の拡散した柔らかさが全身に浸透し、心根を癒してくれる。そんな嬉しい両義性を催す外気に触れ、いそいそと息を切らせながらマンション脇の急階段を、手すりに触りながら半ばダッシュで駆け降りる。危険すら感じる子供のスピード。外在的な物質が届けてくれる密かにポジティヴな気分。そんなものに軽く酔い痴れ街中を闊歩していると、左手には依然コンビニ袋が……あぁ、一階のゴミ集積場に捨てるのを忘れた……。

「ふん、『檸檬』のようには行かないな」

自分の浅薄さ、卑小さを呪いつつ、片手に残されたゴミ袋の扱いを思念する。降りたばかりのあの急階段を登るのは勘弁だな、そこら辺の集積場に捨てちまうか、一袋なら怒られはしないだろうという邪な考えがまずひとつ。もう一度階段を通ってマンションの収集場に捨てるんだ、もし近所で問題になったら後々面倒だ、特におばさん連中に目をつけられたら怖いぞ、という小市民的な考えが二の矢。両者を刷り合わせ、束の間思案した結果、後者を選択。今度は中年の重力に縛られながら階段を一歩一歩上り、マンションに帰還する破目となった。自分の臆病さ、凡庸さにウンザリしながら、ひんやりする大気の中で、またひとつ諦念を脳裏に刻印する。ふぅ。


▲乾いた空気の中での、未練と覚醒と決別。


▲覚醒と決別と言えば。


▲距離と覚醒。CANのホルガー・シューカイによる民俗音楽の情念をコラージュで相対化したクールでキュートなポップ。


▲反復、浮遊、覚醒。ジャーマン・ロック定番。「ひとりでそこに座ってる 頭のいかれたヤツ 虹の上からションベン♪」。

デロデロデケデケ

6時就寝、12時起床。野菜ジュースで一服してからチェック&アナライズ。

やや微妙な分析となったので、英語圏のサイトやレポート、メーリング・リストを巡回。慣れというのは怖いもので、いつの間にか大抵の英語テキストは寝ぼけ頭でも大凡読めるようになったし、耳と目を使う近頃流行のビデオ・レポートも大意は理解出来る。劣化激しい酔いどれ脳でも、大学で専門の教育を受けていなくても、ひとつ事を3-4年も勉強すれば、最低限の知識はつくのだろう。喋るのは無理ではあるが。

しかし、マスコミに登場したり、Web上で甘言を振り撒く本邦の“自称プロ”というのが単なる道化に見えてしまう充実ぶりではある。彼此の差は如何ともし難いものがある。さらに10年……いや15年か、継続して勉強出来れば、本邦のレベル・アップに寄与する活動でも始めたいところ。

少しく考えて、もろもろ送付、そして限定サイトの更新。その後は幾つか電話。今日もトレーニングせず……


悪くはない。レビューは時間があれば。

15年ぶり位にミュンヘン・ディスコ熱が高まって、Youtubeで70年代の懐かし電子音ディスコを聞きまり、見まくっている。脳味噌トロトロ状態を生み出す素晴らしい作品は数多いが、やはりジョルジオ・モロダー・プロデュース/ドナ・サマー歌唱の「I Feel Love」に止めを刺す!!!!!!!!! 超巨大なドナの黒い肉体の圧倒的な存在感に惚れ惚れしながら、デロデロデケデケしまくりんぐぅぅぅぅぅぅぅ。ベリーズ熊井に半年ほどボディビルさせて肉体改造し、さらに日サロに通わせて肌を真っ黒にした上でカーリー・ヘアーにチェンジ、そして最後に鼻の穴を広げる手術を受けさせれば、和製ドナ・サマーの出来上がりだろう。Disco Queen!!!!!!!!!!!!!!


しつこい?

プチモ

6時半起床。暫しまどろんだ後、チェック&アナライズ。7時半まで。

前夜に軽く体を動かすつもりが、飲酒と雨で中止。もう一週間くらいトレーニングしていないので身体が重い。週三は動かさないとプクプクしてしまう。普段のメニューは、1 ストレッチング、2 有酸素運動、 3 無酸素運動の三種類。トータルで40分程度だろう。

ストレッチングは7-8分のものを、酸素&無酸素開始前と終了後に。これは予備運動。ごくごく普通のメニューだと思う。10種類くらい。専門用語は出てこないけど、首からアキレス腱まで全身満遍なく。

有酸素は縄跳びを15-20分。以前はジョグや踏み台昇降を試みたこともある。しかし、ジョグは車が怖いのと排ガスが嫌なのでX。また、踏み台昇降はあまりに負荷が少なく続ける気にはならなかった。TVを見ながらやれるのは良かったが、30分運動しても大して汗をかかないのでは、時間対効果が悪すぎると判断した。一方で、縄跳びはジョグよりも運動量が多く、さらにスペースを取らないので気に入っている。ただし、ウチはマンションなので、ウチで飛べないことが残念。普段は近所の公園で飛んでいるが、雨が降ると飛ぶ気にはならず。足元が泥濘に塗れるのは不快ではある。

無酸素は自重筋トレを適当に5-6種類。プッシュアップ、クランチ、背筋、スクワット、カーフレイズetc......。前職は取材・講演など、出張でホテルにいることが割と多く、自然と器具を使わないトレーニングとなった。何度かジムの見学にも行ったが、別にマッチョになりたいわけじゃないし、専門家がつかないといけない大デブというわけでもなし、特に惹かれるところはなし。ロープ一本と濡れていない芝生さえあればよしと判断。縄跳びは好きなんだが、降雨時に飛べないのが問題だ。ストレッチングや無酸素自重トレは、雨が降っていてもベランダでできるが、縄跳びはそうはいかない。代替案があればいいのだが。。。狭いスペースで出来る、縄跳びに近いカロリー消費量の有酸素運動。色々調べてみたけどよく分からなかった。

 え? プ、プチモビクスですか?? 続けてるやついるのかね??(いや、いない)


プチモビクス同時期のシングル。第二期プッチモニ。。

涅槃な極彩色たまらんですね。版ズレっぽいチープさがタナトスを刺激する!!



ベビ恋の元ネタ。ベビ恋がリリースされた際に、元ネタこれだよね?!と言っても誰も反応してくれなかった。小学生のときに買ったシングルまだ持ってます(笑)

あとミュンヘンディスコはやっぱこれですね!ビデオ格好よすぎでヘビーローテ。あとTHE CHASE。

引きこもり父さん(予告編)

俺は引きこもりだ。

既婚、二児の父親でもある。

そして……引きこもりだ。

朝8時前、TVから流れる小倉さんの声を背後に、娘が玄関の扉を空け、高校に通う。
「いってらっしゃーい!」と声をかける。

続いてワンワン占いのコーナーあたりで息子が廊下ダッシュして小学校へ。
「勉強がんばれよ!」と声をかける。

ひとしきり洗い物をしてから、妻が仕事に出かける。
「いってらっしゃーい」。これは軽く上ずりながら。

今日も返事はなかった……。

小倉さんは終わってTVは消されている。

そして、ガランとした無音の家の中にいるのは、俺一人。

俺一人だ。

特になすべき事がないので、椅子に座って読書したり、ネットをしたり、ぼーっとしたり。

掃除はしない。



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現代人の魂を撃つ大人の暗黒童話

東京に舞い降りた裸の王様が総力を結集して送る超大作

近  日  公  開  〔 後   悔  〕 



!!!!!!!!!!!!!!!!!!乞うご期待!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








なぜか電気の「虹」をアニメの「エウレカセブン」で見ると救われる気がする。


「エウレカセブン」ってアニメ一回も見た事ないけど。以下のような物語と妄想。

人々のスピリットを食い尽くす謎の暗黒無限増殖生命体「アンチノック」。フラット化するハイテクシティ東京の防衛も空しく、アンチノックは人心に甚大な被害をもたらし続ける。泣きながら引きこもる大人たち。一方、南米大陸の上のほうですごいでかいロボットが発見されていた。それはアステカ帝国に眠る超古代技術(排出権対応済み)がふんだんに使われた伝説の究極人型アーマノイド「エウレカセブン」だったのだ! 超でかいロボットに搭乗できるのは、穢れなき魂をもった選ばれしキッズ――トンキチ、チンペイ、まゆまゆ、デス、魅音、まっちゃんの7人!……純真な子供の瞳が大人たちの動物化魂(アニマル・スピリット)を救うLOHAS風癒しロボットバトル活劇いよいよ放送開始!(嘘)


電気グルーブは好きでも嫌いでもない。あー、でも好きな方かな。ライブの思い出なんかはないね。全然詳しくないし。かつてDJをしていた時、「Shangri-La」は何故かよく使ったな。どっちかと言うと人生の方が好きだったなぁ。

以前どっかで書いたと思うが、俺の企画でクラフトワークの伝記本(翻訳)を出した時に、電気の砂原氏から会社に電話があり、「いつクラフトワークの本は出るんですか、早く読みたいので教えてください。出来れば途中まででもいいから少しずつ売ってくください」みたいなむちゃな事を言われた記憶がある。ディスコグラフィーの協力をお願いしたディスク・ユニオン渋谷のテクノ担当N氏(当時)から、彼に話が行ったらしい。さすがに途中のものを売る訳にはいかないので、「本が完成したら、誰よりもすぐに一番早くお渡しします、本屋に出る前にお渡ししますよ」、と言って電話を切ったと思う。

見本が完成した段階、つまり本製本が済んでおらず、取次ぎに大量の本を降ろす前の段階で、砂原氏に連絡して本を直接手渡した。それは15冊くらい作った見本のうちの一冊。上製本だったので生乾きの接着剤の妙に甘い匂いが漂っていたと思う。一応約束は守った。講道館近くの春日駅前で待ち合わせ、本を渡して別れようと思ったら、お金を払おうとしたので、「結構ですよ、書評でもしてください、どこかの雑誌で」と言って去ろうとしたら、ゴソゴソとバックをあらため「申し訳ないので……こんなものですけど」と、たまたま持っていたらしい電気のシングル「N.O.」を取り出し、こちらに進呈してくれた。「ラッキー☆」と思いつつ図に乗って、「じゃぁサインお願いします」と駄目もとで言ったら、「こんなんでいいですかねー」と気軽にボールペンでサインしてくれた。これで、何となくいいグルーブを感じたので、とっとと会社に帰って仕事をする予定を変更、「コーヒーでも飲みませんか」で一緒に喫茶店に入って話をしたら、これがまたとんでもないクラフトワーク愛に満ちたお方で感動しまくり。ドイツまでクラフトワークをストーキング(今風の言い方)しにいった話はすさまじすぎた。小一時間は話したろうか、別れ際、「これからTVの収録があるんですよ。めんどくさいな、あー、早く帰って本よみたいなー」と言ってくれて編集者冥利に尽きました。その後お会いしたことはありません。「N.O.」はまだどこかにあると思う。しかし、すっごい下手な文章。いつものことか。おわり。


これも救われる。めちゃめちゃカッコいいわ、ドナ。ヲタになる前のDJで使ってた。カーズのCandy-Oとかと混ぜてた。岸野さんに呼んでもらった渋谷のアップリンクではかけたと思う。


カーズもすぐ見つかった。マジYOU TUBEってなんでもあるのね!(い、今頃??)


これもいいね。癒されるわぁ。。。


おまけのソノシートで持ってたわこれ。イタリアかどっかのライブでしょ、フリップだよなー。
しかしマジ、ようつべヤバス!(い、今頃??)

こういうのかけまくるパーティーやりたいな。
結局ハート・オブ・グラスかけて終わりかな(浅い……)

あぁじぶん家でひとりでやればいいか。



YOU TUBE貼り付けBLOGの周回遅れ感は狙って出してますから!(嘘)

追加





ジョルジオ・モロダーはソロやスパークスより個人的にはJAPAN仕事が好き。
エクテンド・シングルめちゃかっこいいっす。これも昔DJしてた時いつも持ってた。

I feel loveとつなげたらデロデロで最高です。

and there's always music in the air

朝7時就寝。

前夜中途半端な時間に机でウトウトしてしまい、早朝5時過ぎに覚醒。その後どうにも眠れず、マーケット・クローズまでお付き合い。正確な数値が出揃う6時20分過ぎまでは、YOU TUBEで懐ムービー渉猟。



俺は、この作品を大上段に語れる程恥知らずではない。しかし個人的な思い出ならば、いくつも湧出してくる。

時代は90年代前半、レンタル・ビデオでの「ツイン・ピークス」がヒットして(ちなみにその前の洋モノ連続ビデオは「V」が大ヒットしていたような記憶がある。これも何度も見た)、今は亡きペヨトル工房の雑誌「銀星倶楽部」でまるごと一冊の“ツイン・ピークス特集号”を作ったことがある。賭け出し編集者でリンチも「ツイン・ピークス」も大好きだった俺は神田三省堂の1Fで発見した際に大きなショックを受け、すぐ買い求めた。そして、近所の喫茶店(確か、照明の弱い“さぼうる”)で貪るように一気読みすると共に、いつか俺もこんな企画をやりたいなぁ! と薄暗い喫茶店の片隅で一人興奮していたものだ。

その後半年位した頃だろうか、南新宿のロス・アプソン(ロス・アプソン前身の渋谷にあったパリペキン時代かもしれない)の企画で浅草のペヨトル工房が入っていたビルに行ったとき、ロス・アプソンのGくんに、「ペヨトルのゴミ漁りで鬼畜な人を紹介しますよ、話あうと思いますよ」と言われたが、何故かそのお方は不在で話す機会はなく過ぎ……。その方は現在では、“社会派くん”というコンビを組んだりして活躍されてもいるようだ。それから暫くして、ペヨトルは潰れ、Gくんはバイク事故で亡くなってしまった。彼にはいろいろな音楽を教えてもらった。



今でこそマスターピース扱いだが、当時はバカ高いプレミアのついた中古アナログしかなくて、CD化した時にすぐに教えてもらったと思う。「お、これいいよね! 最近さ、フロアが困るとさ、DJみんなサイケロックに逃げるよね、持ってる人(笑)」とかなんとか。

一通り数値を確認した6時30分頃から分析&記述開始。
向こうのサイトの分析が役立つ。もちろんパクリなどではないが、本邦とは桁違いの緻密さと速度で分析を挙げてくるので、自分の見方を客観視するのにも非常に助かる。7時前にレポ・分析終了、確認後送付。そして就寝……。

だが8時15分には起床。熱いシャワーを浴びて身支度。今日は入院中の母の転院の日なのだ。まだ自力で歩けない、それどころか車椅子にさえ一人では乗れない状態の母を他の病院に移すのはルーティーンワークの些事という訳ではない。というわけで、弟と二人で転院を手伝うことに。バスに揺られこと20分、下り方面の私鉄に揺られること1時間。11時過ぎに、俺が青春期を過ごした田舎の駅で弟と待ち合わせて、母の入院している病院へ向かう。

雨の中、転院の手続きを済ませて、車椅子から弟の車に乗せるのにも一苦労。運転は弟で後部座席に俺と母。寝返りすら打てない状態なので、俺の腰で母の体幹部を制御し(手で掴んだのでは力が足りずうまく制御できない事がある上、力が一点に集中することが多いので、母が痛がる場合が多い)、腕枕で微妙なバランスを取り座席に座らせる……ぴったりくっつけた腰と腰、そして腕枕。なんだか恋人のような体勢で、一瞬神妙な気分に陥る。

ああ、そう言えば、子供の頃、乗り物酔い(特に車)の酷い俺を、おふくろはなんどもこんな体勢で介抱してくれたっけな。気持ち悪くてまっすぐ座れずあごがあがりフラフラする俺にぴったり寄り添って、背中をさすってくれたり、腕枕してくれたり、車中の空気を入れ替えてくれたり……あれから30数年…・・・現在は全く逆の状況だ。腕枕していない左手で母の髪を直したり、頬を撫でたり…・・・100回のキスで治したい。

窓を開け、空気を入れ替える。外は雪ではなく雨、小雨。

勝手に逃げろ/人生!

6時30分起床。
日課になっている欧米日マーケット・チェック。半分はすでに暗記している指標とチャートを40ほど確認。
楽天マーケット・スピードが、フィボナッチ・リトレイスメント、平均足、ATRというテクニカル指標を新規に追加しているのに気付く。フィボは嬉しいかな。しかしHyper SBIの方が使いやすい。平均足はどうなんだろうか? 半日足の方が使えそうだが(言っていいのかな?)。。。

即効でレポート作成&送付。個人的には、強力なロジックが機能する直前で↑に行ったので、小遣いを損した感じ。まぁいいや、じっくり待てばいい。

その後午前中は色々電話。
今俺は、出版業界へ復帰しようとして必死に画策中なのだ。

もともと俺は出版界の人間なんだが、何故か、前職は金融、投資業界だったりする。しかし、そこは編集屋にとって全く持って肌に合わない業界だった! 効率・能率・スピード感のみが優先される無機質な数字だけの世界。時間厳守・お客様第一の七三分け銀行マンみたいなビジネスマンばかりの世界に、未経験で闖入したのは、基本遅刻で脳天気なパンダラブー人間。つまりそれが俺がな訳だが(俺を実際に知っている人ならわかるはずだ)・・・・・勝間和代チックなガリガリ亡者なやつらの中に、ヘラヘラしてる俺がいるとか・・・・・・はっきり言って違和感の絨毯爆撃だった。

40過ぎて全くの異業種への転職、しかも不景気にあってそれなりの給与の世界に、悪くないポジションで潜り込めたのはラッキーだった。しかし、仕事が詰まらないものは仕様がない。これ以上、目が死んでしまう前に逃げ出すしかない! 勝手に逃げろ、人生!

もう金融仕事の仕事の大半は断ってしまったので、今年中になんとか目鼻をつけなければマズイ状況。再来年は娘の大学受験だ。ウォーキン・オン・シン・アイス・・・・・・

午後は役所へ行ったり、銀行行ったり。その間もチロチロ電話。15:00過ぎてマーケット・チェックしてからレポ送付。

17:00過ぎて行きつけの床屋(美容室ではなく!岡崎京子の実家は美容院ではなく床屋!と同じニュアンスで)に足を運ぶと、臨時休業。帰り道、苦虫を噛み潰しながら某デザイナーに三年ぶりに電話。ここでも出版業界の不景気ぶりをまたしても。具体的な数字を訊いてもかなり厳しい模様。制作費が出ないようだ。「うーん」などと嘆いてみたが、ふと考えたら、人文系出版をやっていた頃は、こんなのには比べられないほどの低予算貧乏台所で楽しい仕事ができたからな。

19:00過ぎ、ビールを買って帰宅。かみさんは仕事中で、下の息子はDSに夢中、そして娘が洗い物を終えたところ。ふん、なんだか妙に可愛い服着てるじゃないの。色気づいてんのかね。第二期タンポポ「恋をしちゃいました!」風タータンチェック。お顔は加護ちゃんなんかと比べる訳もないけどね。俺の娘だし。でも頭の出来は悪くないようだ。塾やゼミなど一切していない(させられない)が教科書と参考書の予習復習だけでトップを維持しているようだ。なんとかしないと!
 


ビールを開けて久しぶりに現代ミニマル・ミュージックの大御所マイケル・ナイマンを聞く。ピーター・グリーナウェイと組んだ作品いくつか。大昔、もう20年近く前、藤沢周(芥川賞作家で法政教授の大先生、当時は「図書新聞」編集者)と一緒にナイマンにインタビューしたことがある。

彼の話の中で一番興味深かったのは、「現代音楽よりも商業音楽の方が面白い。束縛のない状況で曲を作るよりも、商業的な束縛の中で創作するほうがエキサイティングだ。これは知的なゲームなんだよ。もうアカデミックの世界に戻るつもりはない」(大意)と断言していた事。最近の彼の作風は知らないが、00年代前半までは、コマーシャルな要素をもつミニマル・ミュージックを作っていたと思う。

「制約の中でのエキサイティングな作品」・・・・・・この発想はヒントになるはずだ。



20:00過ぎ、市橋確保の速報。お塩、のりP、市橋……今年の漢字は「逃」でいいだろう。「勝手に逃げろ/人生!」?

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プロフィール

vivahiko

Author:vivahiko
横浜市出身。法政大学文学部哲学科卒業。既婚。一男一女に恵まれる。かつて人文科学系/サブカル系書籍編集者にして、モーヲタ(モーニング娘。ヲタク)でした。ここでは主にハロプロを中心とするアイドル音楽批評を書き連ねてみたいかと。
twitter:http://twitter.com/vivahiko

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